Ninja1000を購入して早2年。車検が近づいてきたので、自分で車検を受ける「ユーザー車検」に挑戦してみました。今回は実際に受検した時の様子を纏めてみました。
※ 2020年5月末に自分が実際にユーザー車検を受検した時の内容です。
検査場に到着する前に必ずしておこうと思った事があります。それは・・・
光軸調整
ユーザー車検でNGになる項目としての代名詞「光軸検査」です。
「検査にNGになったらやればいいじゃん」という考えたかもありますが、
私は出来るだけ1回のラインで終わらせたい気持ちが大きかったので、事前に調整してもらいました。
テスター屋さんは検査証の真向かいにありました。
調整した後に「バイク屋さんですか?」と聞かれるので「いいえ」と答えました。
実は「はい」と答える方が多いです。その理由も知っていますが
私は真面目なのであえて「いいえ」と答えました(笑)
テスター屋さんに光軸検査をしてもらうと「ロービーム」側を隠してくれます。(検査対象はハイビーム)
1.ユーザー車検受付窓口
最初にユーザー車検受付窓口に行きます。ここでは以下の書類を提示します。
● 自動車検査票(車検証)
● 軽自動車納税証明書
● 自動車損害賠償責任保険証明書(自賠責保険証明書)
これらの書類を提示すると
● 審査証紙 ¥1,300
・自動車検査証
・自動車重量税納付書
・継続検査申請書
● 重量税印紙 ¥3,800
● 検査登録印紙 ¥400
を購入します。
※ 「継続検査申請書」は事前に準備していたのでここで購入した用紙は使いませんでした。
2.自動車損害賠償責任保険更新窓口
事前に自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)を更新していない場合は、この窓口で更新手続きをします。
更新手続き(2年) ¥9,680
● 自動車損害賠償責任保険証明書
が交付されます。
3.継続車検受付窓口
窓口に行く前に以下の書類に必要事項を記入します。
● 自動車検査票Ⅰ
● 自動車重量税納付書
● 継続検査申請書 ※ 事前に準備していない場合
書類を記入したら窓口に行って「予約番号の4桁」を伝え、以下の書類を提示します。
● 自動車検査票Ⅰ
● 自動車重量税納付書
● 継続検査申請書
● 自動車検査票(車検証)
● 軽自動車納税証明書
● 自動車損害賠償責任保険証明書(自賠責保険証明書)
● 二輪定期点検整備記録簿
内容に問題なければラインに並ぶように指示されますので、指示された番号のレーンに向かいます。
窓口で提出したファイル一式をクリアファイルに入れて検査ラインに向かいます。(ガスレポ等その他必要な書類も一緒に入れておきます)
※ 検査ラインは撮影禁止です。写真はありませんので検査事項を簡単に箇条書きします。
● 計器類、ホーン、点火類、消耗品、各部品のサイズの検査
● ハンドルを左に切ってフレームナンバーの確認
● ガスレポ確認後(社外マフラーのみ)にマフラーの音量計測
● フロントタイヤをローラーに乗せてフロントブレーキの検査(ブレーキは前後両方かける)
● リアタイヤをローラーに乗せてスピードメータの検査(40キロに達したら左足のフットスイッチと呼ばれるスイッチから足を離す)
● リアタイヤをローラーに乗せてリアブレーキの検査(ブレーキは前後両方かける)
● 光軸検査(ハイビームのみ)
● 排気ガス検査(自分で計測機をマフラーに入れる)
以上がラインでの検査内容です。検査が終わるとラインの出口横にバイクを停めるように指示されます。
書類一式を判定BOXに持っていき、試験官に最終判定をしてもらいます。
「自動車検査票」の審査結果通知欄の”適合”に押印してもらい全ての検査は終了です。
検査終了後、ユーザー車検窓口に戻り「自動車検査票Ⅰ」その他必要な書類をファイルに入れて提出します。
番号を呼ばれて、新しい「自動車検査票(車検証)」と「検査標章」を受け取って全ての手続きが終了です。
「検査標章」をハンバープレートに貼って「車検証」と「自賠責保険証明書」は車体に入れておきましょう
以上が実際にユーザー車検を受けた内容になります。これからユーザー車検を受けようとしている方に少しでもお役に立てば幸いです。